雪に埋もれた車内で4人死亡

 2日午後9時20分ごろ、北海道中標津町俣落(またおち)の道道で、近くの職業不詳、宮下加津世さん(40)の乗用車が雪に埋まっているのを消防が発見。車内から宮下さんと長女の高校2年、未彩(みさ)さん(17)、次女の中学2年、彩世(さよ)さん(14)、長男の小学5年、大輝(だいき)さん(11)の4人が遺体で見つかった。道警中標津署によると、発見時、車のエンジンはかかったままだった。マフラーに雪が詰まり、一酸化炭素(CO)中毒で死亡したとみて調べている。

 宮下さんは同日午後5時40分ごろ、携帯電話で知人に「車が雪山に突っ込んで動けない」と連絡。知人男性がトラクターを所有する別の男性に救助を依頼し、午後6時半ごろに車内でぐったりしている4人を発見し、消防に通報した。

 現場は山間部で、当時、地吹雪だった。車はドアの一部を除き、雪に埋まっていたという。【吉井理記】

ビキニ水爆 焼津で平和行進

 1954年、ビキニ環礁の水爆実験で焼津港所属の漁船「第五福竜丸」が被ばくしたビキニデーの1日、「死の灰」を浴びて亡くなった久保山愛吉さん(当時40歳)を追悼する平和行進が静岡県焼津市で行われた。実験のあったマーシャル諸島のケネス・ケディ上院議員も参加。福島第1原発事故の現状に「放射能で全島民が避難したロンゲラップ島と同じ。故郷を奪われた人々の悲しみや不安は計り知れない」と核の恐ろしさを訴えた。

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 水爆実験では約200キロ離れたロンゲラップ島にも死の灰が降り注ぎ、多くの島民が被ばくし、別の島への避難を余儀なくされた。元島民のケディ上院議員によると、米政府は除染が終わったとして帰島を促しているが、59年後の今も島民は「本当に安全かどうか」と不安を抱き一人も帰っていないという。

 行進では約1300人が一輪のバラを手に「核のない世界」をアピール。福島県郡山市から初参加した病院事務職員、小幡拓也さん(29)は「原発事故の後、たとえ放射線の線量が低くても不安は消えない。放射能におびえないで住める世の中にしたい」と話した。

 焼津市によると第五福竜丸の元乗組員は、吉田勝雄さんが2月21日に83歳で亡くなるなど、23人のうち16人が死亡し生存者は7人となっている。【荒木涼子】

「モヤさま」後任のアナ未定

 テレビ東京は28日、都内で定例会見を行い、4月1日付けで米ニューヨークに転勤するため、担当番組を降板する大江麻理子アナウンサー(34)の後任を正式に発表した。

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 「出没!アド街ック天国」を須黒清華(さやか)アナウンサー(28)が、「週刊ニュース新書」を繁田美貴アナウンサー(29)が、それぞれ担当する。「モヤモヤさまぁ~ず2」などその他の番組については「現在、調整中」としている。

 大江アナのNY転勤&番組降板に伴い、インターネット上で最も注目されていたのが「モヤさま」の後任だった。「モヤさま」には熱烈なファンが多く、正式発表まで時間がかかっているようだ。

 また、島田昌幸社長は、軽度の脳梗塞で療養中の大橋未歩アナウンサー(34)とメールのやりとりをしていることを明かした。復帰時期については未定とし、「いい機会なので、心身ともにリフレッシュして、万全で戻ってきてほしい」と話した。

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