AKB 震災義援金13億円突破

 東日本大震災復興支援プロジェクト「誰かのために」に取り組むアイドル集団、AKB48グループの義援金総額が13億円を突破したことが13日、発表された。

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 震災直後の2011年3月末から今月12日までの約2年間で、同プロジェクトの口座に集まった義援金と各イベントでの募金の総額が13億4万5904円になったと所属事務所のAKSが報告。全国から寄せられた善意は日本赤十字社を通じて全額寄付される。

 AKBグループは震災直後に「誰かのために」を発足。プロジェクトによる寄付金をはじめ、募金活動、送迎用車両30台の寄贈、復興応援ソング「掌が語ること」の無料配信開始など、自分たちにできることをひとつひとつ続け、昨年2月には総額12億5417万5973円を寄付した。

 被災地にも積極的に訪れ、11年5月から今月11日まで計23回も訪問。今回は全姉妹グループを代表して高橋みなみ(21)、大島優子(24)らメンバー60人が6人ずつに分かれて、3県10市町を訪問。ミニライブなどを開催し、元気と勇気をプレゼントした。そのときの子供たちの笑顔に、メンバーは感無量の表情を見せていた。

 グループ総監督のたかみなは「毎月1度、訪問ライブを続けさせていただいています。私たちにできること、それは風化させないこと。そのことを身にしみて感じております」とコメントを寄せ、「これからも支援活動を通じて、みなさんに少しでも笑顔を届けられるように頑張っていきたい」と誓った。

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