華原朋美 熱唱で被災者激励

 昨年12月、歌手活動を再開した華原朋美(38)が11日、福島・郡山市の郡山女子大学で行われた復興支援イベント「福魂祭 FUKUSHIMA SOUL」に出演。震災からの復興を誓う地元の人々を歌声で激励した。

【写真】地元の住民らと復興大鍋を食べる華原朋美

 華原は16組のアーティストのトリで登場。代表曲「I’m proud」「I BELIEVE」の2曲を披露。薬物依存症などに悩まされた自身の体験と重ねながら「99・9%立ち直れない、と思ってましたが、こんな私でも乗り越えられた。皆さんにも元気を届けられれば…」と呼び掛けた。

 2年前の震災発生時は芸能活動休止中で、父のボランティア活動に参加するため、フィリピンに滞在していた。「テレビで見守るしかなかった。私も元気になったら被災地でお手伝いがしたい、と思っていました」。先月中旬、ファンの要望を受けて岩手・大船渡市、陸前高田市の仮設住宅を訪問して歌声を届けてきた。「実際に見た被災地は衝撃的でこみ上げるものがあった。やれることは何でもやろう、と思いました」。この日のイベントも志願しての出演。今後も社会福祉事業に従事する実兄たちと福島の被災者支援を継続していくという。

 ほかにロックバンド「Aqua Timez」、韓国の男性グループ「超新星」、秋吉久美子(58)らが出演した。

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