地下鉄で初のブルーリボン賞

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鉄道友の会は5月28日、東京地下鉄(東京メトロ)の銀座線1000系電車を2013年のブルーリボン賞に選定したと発表した。地下鉄車両のブルーリボン受賞は今回が初めて。ローレル賞は選定されなかった。


鉄道友の会は1953年に設立された鉄道趣味団体。ブルーリボン賞とローレル賞は友の会が毎年1回、前年中に営業運転に就いた新車、もしくは新車と見なせる改造車の中から選定している。

ブルーリボン賞は1958年に制定され、会員による投票をもとに選考委員会が優秀と認めた車両を選定する。一方、ローレル賞は1961年に制定され、性能やデザイン、製造企画、運用などに卓越したものがあると選考委員会が認めた車両を選定する。

1000系は銀座線で運用されている01系電車の後継車両として開発され、2012年4月から先行試作車6両編成1本が営業運転を開始した。線路のカーブにあわせて車軸が可動し騒音や振動を抑えるリンク式片軸操舵台車、消費電力を大幅に抑えられる永久磁石同期モーター(PMSM)、前部標識灯や車内照明にLEDを採用するなど、さまざまな新技術が導入された。

また、1927年12月の東京地下鉄道(現在の銀座線)上野~浅草間開業時に導入された1000形をしのばせるレトロ調の外観も評価された。

東京メトロは今後、2013年度中に1000系12本を導入、2016年度までに合計38本の1000系を導入し、01系を全て置き換える予定としている。

《レスポンス編集部》


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