首相 潜水艦「国籍言わない」

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 安倍晋三首相は14日の参院予算委員会で、12日深夜に沖縄県・久米島南方の日本の接続水域で、国籍不明の潜水艦が潜航した問題について「あえて(潜水艦の)国籍は言わないが、必要な分析、評価はすでに行っている。こうした行為は二度と行わないよう、当該国には認識してもらわなければならない」と述べた。自民党の石井みどり氏への答弁。

 政府は中国の潜水艦とみており、首相は「潜水したまま領海内に入れば海上警備行動の対象になる」とけん制。2日に鹿児島県・奄美大島の西の接続水域を国籍不明の潜水艦が航行したことにも触れ、「ある種の意図を感じざるを得ず、事実を公表することにした」と説明した。

 一方、首相は戦没者を追悼する無宗教の新たな国立施設建設について「靖国が問題だから別のものを造ろうという判断ならば、間違いだ」と慎重姿勢を表明。中国、韓国が閣僚の靖国神社参拝を批判していることに関し「誤解に基づくものが多い。靖国が軍国主義の象徴なのか。ひたすら英霊の慰霊をする場だ」と理解を求めた。

 首相は、自民党の憲法草案に基づく憲法改正について「そのまま通るとは思っていない。できるだけ多くの政党の理解を得る努力をしたい」と強調。憲法改正の発議要件を定めた96条の改正に関しては「反対意見が多いのも事実だ。今(国民投票に)付したとしても否決される」との認識を示した。民主党の前川清成、みんなの小野次郎各氏への答弁。【光田宗義】


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