G山口が日本新 154ホールド

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 ◆広島0―2巨人(20日・マツダスタジアム) 巨人・山口が名実ともに日本一の中継ぎ投手になった。2点リードの7回から2番手で登板。2回を4奪三振、無失点に抑えて今季5ホールド(H)目。通算154Hとし、中日・浅尾を抜いてプロ野球新記録を樹立した。

 記録への意識はなかった。山口は7回、普段通りのポーカーフェースで2点差のマウンドに上った。「寒いな、ボールが滑るなと思っていました。記録とかは考えていなかったですね」。1安打は許したが、右打者には140キロを超える外角のシュート、左打者にはスライダーを有効に使い4三振を奪った。危なげない投球で西村につなぎ通算154H。プロ野球記録を塗り替えた。

 中継ぎ投手としての自負がある。抑えるのが当たり前のつらさも感じている。「打たれたら、結構(新聞などに)出るポジション。極力出ないようにと思っていたんですけど、いい記録で出してもらえるのはうれしいですね」。昨季の5年連続60試合登板に続く日本記録達成に「1軍で投げるのも想像できなかった。本当にすごい幸せです」と目を輝かせた。

 今年で30歳。内海とは違った形で投手陣を引っ張る。今月上旬、えり足の長かった髪をさっぱり切った。「行動で後輩にいい影響が与えられれば」と話していたが、その後21歳の宮国も同様に髪を短くカットした。実績とともにチームの中での責任感も増してきた。

 原監督も新記録に「まだまだ積み重ねていってほしい」と期待。過去には先発や抑えも経験した山口は「先発のほうが華だと思いますけど、自分には一番このポジションが合っている」と生涯中継ぎで投げる覚悟だ。地味でも、目立たなくても山口は淡々と勝利の大切なピースで居続ける。

 ◆ホールド(H)とは 勝敗、セーブ、引き分けがつかなかった複数の投手が対象で〈1〉か〈2〉の条件を満たした場合。〈1〉セーブの条件を満たす状況で登板。1つ以上のアウトを取り、リードを保ったまま降板〈2〉同点で登板。1つ以上のアウトを取り、他投手が残した走者も含めて無失点に抑えて降板。登板中に自チームがリードした場合はリードを保ったまま降板。

 ※自分の責任となる走者を残して降板後、その走者の得点が同点、またはリードを許す得点となった場合は与えられない。


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