米大統領 日中は緊張緩和を

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 【パームスプリングス〈米カリフォルニア州〉=奥寺淳、大島隆】米国のオバマ大統領と中国の習近平国家主席は8日(日本時間9日)、米カリフォルニア州の保養地での2日間にわたる米中首脳会談の日程を終えた。オバマ大統領は尖閣諸島を巡る日中の対立について、両国に緊張緩和の取り組みと話し合いを求める立場を改めて表明した。

 8日の会談後に記者会見をしたドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)によると、両首脳は7日に尖閣諸島を巡る日中の対立についても意見交換した。オバマ大統領は、「関係国は緊張を高めるのではなく緊張緩和を求めるべきであり、行動ではなく外交チャンネルを通じて話し合おうとすべきだ」と指摘したという。

 また、中国の外交全般を担当する楊潔●(●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員(副首相級)も8日の会談後に記者会見した。楊氏によると、習主席は7日の夕食会で、南シナ海での領有権問題や尖閣問題が取り上げられた際、「国の主権と領土をしっかりと守る」としたうえで、話し合いによる問題の解決を主張したという。習主席は「関係する国々が責任ある態度を取り、挑発的な態度をとることをやめ、なるべく早く問題を適切に解決するための道に戻るべきだ」との考えをオバマ氏に伝えたという。


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