NY円、一時1ドル98円台

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 週明け3日のニューヨーク外国為替市場は、米経済の不透明感の高まりなどから円買い・ドル売りの動きが進み、円相場は一時1ドル=98円85銭程度まで上昇した。98円台を付けるのは約1カ月ぶり。

 安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」に伴う日銀の金融緩和策などを背景に、円相場は昨年から大幅に下落し、輸出企業などを中心に日本経済の追い風となってきたが、このところは相場が乱高下するなど不安定な動きが目立っている。

 同日発表された米サプライ管理協会(ISM)による5月の米製造業景況指数は市場予想を大きく下回った。米経済の先行き不透明感の高まりから、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策を縮小するとの観測が後退。米金利の先安感から、ドルを売って、円を買う動きが優勢となった。

 同日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、リスク回避のために安全資産とされる円に資金を移す動きも円買いを後押ししている。【高橋慶浩、ワシントン平地修】


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