山形学生殺害 施錠して逃走か

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 酒田市高見台2丁目のアパートの一室で男子大学生が遺体で見つかった事件で、県警は30日、司法解剖の結果や現場の状況などから殺人事件と断定し、酒田署に捜査本部を設置した。遺体はこの部屋に住む東北公益文科大2年設楽亮介さん(19)と確認。死因は背中を刺されたことによる臓器損傷で、傷は脾臓(ひぞう)まで達していた。

 県警捜査1課によると、設楽さんはアパート2階の居室で、ベッドの近くにうつぶせの状態で見つかった。服の上から刃物のような物で背中を刺されたとみられ、頭にも殴られたような傷があった。刺し傷からの血液が衣服に付着していたが、争った形跡はないという。

 死後、数日経過しており、部屋の玄関や窓は鍵が掛けられ、室内の照明は消えていた。室内から盗み出された物については有無を含め捜査中としている。県警は何者かが設楽さんを刺殺後、鍵を掛けて現場を立ち去ったとみて調べている。

 現段階で目立ったトラブルなどは確認されていないが、設楽さんは大学で弓道部に所属しており、昨年10月、弓道の矢が盗まれたとして警察に相談していた。矢は1カ月後に見つかったという。

 設楽さんは山形市出身で、1人暮らしをしていた。「連絡が取れない」と家族がアパートの管理人に連絡。29日午前11時25分ごろ、管理人が部屋を確認したところ、頭などから出血した状態で倒れ、亡くなっているのを見付けた。

 捜査本部は113人態勢で、刑事部長が本部長を務める。


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