アゲるテレビのテコ入れ明言

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 フジテレビの5月度定例会見が31日、東京・台場の同局で開かれ、豊田皓社長(67)が回復傾向が見られる視聴率についてコメントした。

 4月からの数字はゴールデン帯、プライム帯、全日ともオール3位とまだまだ苦戦が続いている。豊田社長は「前クールからはゴールデンで0・5ポイント、プライム帯で0・4ポイント、全日で0・1ポイントと徐々にではあるが、増えている。少しずつ攻勢の兆しが見えている」と現状を報告した。6月に新社長に就任予定の亀山千広常務(56)も「1にも2にも視聴率回復」と今後も視聴率回復に注力していくことを明言した。

 編成を担当する大多亮常務(54)は「まずはドラマで数字を取らないとバラエティーもついてこない。今年度に入ってからは、コアターゲットのF1層、M1層が三冠、F2層、M2層はゴールデン、プライム二冠となっている。じわじわと効果が出ているし、手応えは感じている」。中でも、今クールは月9の「ガリレオ」(最高22・6%、平均20・6%)を筆頭にドラマが好調で、「ラスト・シンデレラ」(木曜後10・00)と「家族ゲーム」(水曜後10・00)も徐々に数字を上げている。「徐々に上げてきているというのは、内容がいいんだと思っているし、それを裏付けるようにオンデマンド再生回数も増えている。『ラスト・シンデレラ』と『家族ゲーム』は大きな収穫」と話した。

 全体的に回復傾向が見られる中、元日本テレビアナウンサーの西尾由佳理(35)がキャスターを務める午後の情報番組「アゲるテレビ」(後1・58~同3・30)は1%台を記録するなど、苦しい状態が続いている。豊田社長も「『アゲるテレビ』はなかなか上がってこない。大きな課題にはなっている」と現状を認め、「ここは重点的にテコ入れをしていきたい」と明かした。


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