大分死体遺棄 倉庫借り主逮捕

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 大分市古国府の貸倉庫から男性が遺体で発見された事件で、大分県警は14日、倉庫の借り主で住所不定、無職、紫垣泰行容疑者(38)を死体遺棄容疑で逮捕した。容疑は、11年4月ごろ、兄で同市国分新町、会社員、紫垣昌宏さん(当時44歳)の遺体を同市古国府の貸倉庫に遺棄したとしている。

 泰行容疑者は容疑を認め、昌宏さんの殺害をほのめかす供述もしており、県警は殺人容疑でも調べる方針。

 県警の調べでは、昌宏さんの遺体はじゅうたんと青いビニールシートにくるまれ、その上から砂を掛けられていた。倉庫にはスコップ一つと芳香剤数個などが落ちていた。凶器や倉庫の鍵は見つかっていない。

 県警は身体的特徴から遺体を昌宏さんと断定。倉庫の借り主である泰行容疑者の行方を追っていた。14日昼ごろ、泰行容疑者が市内のリサイクルショップに1人でいるところを捜査員が発見した。

 昌宏さんは長男、泰行容疑者は三男で、以前は2人で同居していたとみられる。泰行容疑者は11年4月ごろ、県警大分南署に「(昌宏さんが)何も言わずに家を出て行き、連絡が取れない」との捜索願を出していた。その後、昌宏さんの車が市内で見つかっている。【田中理知、浅川大樹】


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