SKE躍進の背景に制度の変更

AKB48の32弾シングル曲を歌う選抜メンバーを決める「AKB48 32thシングル選抜総選挙」が8日、横浜・日産スタジアムで行われ、W松井が“神7崩し”を達成するなどSKE48が大きな躍進を見せた。SKEのエースコンビは松井珠理奈(16)が6位、松井玲奈(21)が7位と3年連続ではね返されていた「神7」入りを達成。須田亜香里(21)が初の選抜入りを果たし、64位以内にも昨年から3人増え、18人と伸ばした。

AKB48「第5回選抜総選挙」特集

昨年には紅白歌合戦に出場するなど一般の知名度が上がる一方、今回は昨年25位の秦佐和子、28位の矢神久美、32位の小木曽汐莉が卒業し、35位の向田茉夏も立候補を辞退。いわばブランコなど3外国人選手が抜けた中日のようなもので、けして楽観視できる状況ではなかった。その中で予想以上の結果が出た背景には、今回から行われた選挙制度の変更があった。

 昨年まで選挙への投票権は一般に流通しているシングルの「通常盤」のみについていた。生粋のSKEファンにとっては応援するメンバーのために、AKBのCDを購入しなければならないジレンマに陥っていた。だが今年からは個別握手会イベントへの参加券が付くシングルの「劇場盤」にプラスして投票権がつくようになった。握手会では好きなSKEメンバーと握手できるため、投票へのハードルは下がった。握手で人気のある須田が昨年の29位から選抜入りまで飛躍した一因もここにある。

 SKEファンは他の姉妹グループよりもグループ全体を“推す”意識も強かった。AKB総選挙では有志により「選対本部」が立ち上がり、それぞれのメンバーのファンが票集めを展開するが、SKEではグループ全体の勝利に動いた。特に投票が呼びかけられたのが新チーム移行により再編される旧チームEのメンバーで、17位の柴田阿弥を筆頭に7人がランクイン。同チームのリーダーを務めた39位の梅本まどかは「チームEの目標だった、オリジナル公演も春に組閣してしまったため、叶うことができなかった」と壇上で語った、こうした彼女たちの花道を飾る意味合いも投票の呼びかけにはあった。

 そんなファンの心を動かしたのは、日々のSKEの頑張る姿だ。総投票数が過去最多264万6847票に上るなど、いまや国民的イベントとなった総選挙だが、もともとファンの意思をシングルの選抜メンバーという形に反映される場として始まった。HKT48指原莉乃(20)のセンター獲得に注目は集まるが、全体を通して見えたのはSKEファンの意思だった。(WEB担当:徳重辰典)

ダディ前妻 もう愛じゃない

 人気テレビ番組『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)の“ビッグダディ”こと林下清志さんの元妻・林下美奈子さんが、TBS系番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』2時間スペシャルに出演。出会って2ヶ月弱で結婚した清志さんとの馴れ初めや今の心境について明かした。



 二人の出会いは2011年2月。職場の新年会でたまたま隣り合わせになり、子育ての話で意気投合すると、その流れで清志さんから「今月、籍が空くんだけど入る?」と突然プロポーズされたという。

 出会って2日後には改めて結婚を前提に交際を申し込まれ、毎日1時間ドライブデートを重ねた二人は、4月1日に結婚。ビッグダディとの間には女の子が誕生し、5男9女の大家族による生活がスタートした。

 清志さんとは今年、結婚記念日でもある4月1日に離婚。2年の結婚生活に終止符を打ったが「今は、本当に親としても、一人の人間としても尊敬してる」と感謝。その一方で「もう愛じゃないですね。(清志さんが現在暮らす)盛岡に来いよって言ってくれたけど、断った」と語っていた。

 同番組では美奈子さんのこれまでの人生が赤裸々に明かされ、父親が孤独死したことに対しては涙を見せる一幕もあった。

ドコモ 通話定額報道を否定

 一部報道機関が6月7日、NTTドコモが音声通話において、2014年度をめどに月額1000円前後の定額料金を採用する検討を始めた――と報じたが、ドコモは「当社が発表したものではございません。また現時点において、決定した事実はございません」とコメントした。また同社広報部によると「検討も始めていない」とのこと。

 ドコモは、月額1480円でドコモ同士の国内通話料が24時間無料になる「Xiトーク24」を提供しているが、他キャリアの携帯電話や固定電話あてには、30秒ごとに料金がかかる従量課金制を採用している。

取り調べ映像 放送するべきか

 刑事事件の公判で再生された取り調べの録画DVDをNHKの番組に提供した弁護士が大阪地検に懲戒請求された問題に絡み、この映像を流す予定だった「クローズアップ現代」の放送が延期されたままとなっている。NHKは「検察への配慮から延期したのではない」と説明するが、関係者によると、検察の動きを懸念して内部で慎重論が出たという。同じ映像を今後放送するかどうかが注目される。

 映像は4月5日、関西ローカルの情報番組「かんさい熱視線」で「“虚偽自白”取調室で何が」と題し、密室での取り調べの問題を指摘する番組内で放映された。大阪放送局の制作だった。

 複数のNHK関係者によると、ほぼ同内容で4月15日に全国放送の報道番組「クローズアップ現代」でも放送されることが決まり、NHKのホームページに予告も掲載された。

 しかし、制作途中で東京の放送センターも含めて局内で議論となった。番組作りは番組制作部門が担当したが、日ごろ検察の取材をしている報道部門を中心に「映像を再放送すれば、検察による懲戒請求などで弁護士に不利益が及ぶ恐れがある」などの慎重論が出たといい、放送予定の数日前に延期を決定。予告は削除された。

 延期決定は地検が弁護士に接触する前だった。弁護士によると、大阪地検から最初に電話連絡があったのは4月17日。地検は5月23日、この弁護士への懲戒請求を大阪弁護士会に申し立てた。

 NHK大阪放送局広報部は放送延期の理由について、毎日新聞の取材に「内容を深めるため、さらに取材が必要だと判断し、延期した。映像の取り扱いや検察への配慮等から延期したものではない」と文書で回答した。放送の日程は決まっていないという。

 また、NHKの松本正之会長は6日の記者会見で、4月の放送については問題ないとの見解を示したが、今後同じ映像を放送するかどうかは「番組として必要であるとか、目的外使用の禁止を定めた条文の中の要件をクリアできているとか、いくつかの事柄を総合的に勘案して判断する」と述べた。【日下部聡】

 山田健太・専修大教授(言論法)の話 情報提供者に懲罰を求める検察の行為は、憲法が保障する取材の自由への間接的な侵害であり、許されない。一方、NHKによる放送延期は、せっかく情報提供してくれた人の意思に反し、はしごを外す形になりかねない。情報源を孤立させないためにも、可能な限り映像は報道するべきだ。

Surface Pro国内版が発売開始

 Corei5やWindows8Pro64bitを搭載した日本マイクロソフトのタブレット端末「SurfacePro」の国内版が7日(金)に発売された。



 国内版では、既存の海外版にはなかったストレージ256GBモデルがラインナップされているのが特徴。実売価格は128GBモデルが99,800円、256GBモデルが119,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

■128GBモデルが99,800円Office2013付きでペン入力にも対応

 SurfaceProは、10.6インチディスプレイ(1,920×1,080ドット)やCorei5、メモリ4GB、Windows8Pro64bitなどを搭載したタブレット端末。Tegra3やWindowsRTなどを搭載したSurfaceRTの上位モデルで、タッチ操作はもちろん、ペン入力にも対応する。

 SurfaceProについては、米国では2013年2月に発売済みで、秋葉原では、ショップが独自に海外版を直輸入、販売したこともある。

 国内版では、海外版にはなかったストレージ256GBモデルがラインナップされている(128GB、256GBの2種類)ほか、オフィスアプリの「OfficeHomeandBusiness2013」がプリインストールされている。

 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)やBluetooth4.0、USB3.0(標準Aコネクタ)、MiniDisplayPortなどを備える点は海外版と同様。本体サイズは275×173×14mm、重量は約907g。バッテリー駆動時間は4時間。別売りオプションのキーボード付きカバー「タッチカバー」「タイプカバー」にも対応する。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とソフマップ秋葉原リユース総合館とソフマップ秋葉原本館]


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