車内ベビーカーに統一ルール

 国土交通省は、電車やバスなど公共交通でのベビーカー利用について、事業者ごとに異なるルールの全国共通化に向けた検討に乗り出す。近く関係府省や鉄道事業者らによる協議会を設置。ベビーカー利用者と他の乗客の相互理解を促し、子ども連れで外出しやすい環境を整える。
 公共交通機関でのベビーカー利用をめぐっては、鉄道・バス事業者がそれぞれ、事故を防ぐための注意喚起やマナー啓発に取り組んでいる。例えば、車内でベビーカーが動かないよう、車輪ストッパーや座席備え付けのベルトでの固定を呼び掛けたり、混雑状況によっては折り畳みを求めたりしている。優先スペースにベビーカーと車いす両方のマークを表示している例もある。
 ただ、ルール作りや優先スペースのマーク表示は各事業者に委ねられており、ベビーカーの利用者や周囲が困惑したり不満を感じたりするケースも少なくないという。 

国籍不明の潜水艦 接続水域に

 防衛省は19日、外国の潜水艦が同日早朝、沖縄県・南大東島沖の接続水域を潜ったまま航行したと発表した。領海への侵入はなかった。西太平洋に進出する中国海軍が、潜水艦による示威行為をした可能性もある。
 今月2日には鹿児島県・奄美大島沖の接続水域を、12日には沖縄県・久米島沖の同水域を中国海軍とみられる潜水艦が潜没航行したばかり。防衛省は「国籍についてほぼ特定しているが、公表は控える」としている。
 同省によると、19日早朝、南大東島の南の接続水域内を潜水艦が潜ったまま北東に向かっているのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認。この潜水艦は同日夕方、同島南東沖の接続水域外を潜没航行した。 

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