PAC3配備 首相「万全尽くす」

 防衛省は北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射した場合に備えて9日未明、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を東京・市ヶ谷の防衛省に配備した。

 PAC3が配備されたのは、首都圏の防衛に備えるため。当初は「北朝鮮を無用に刺激しない」などの理由から、当面、PAC3の展開は控える方針だったが、万全の態勢を取るため、一転、配備することになった。

 安倍首相は9日朝、「日本政府としては、国民の生命と安全を守るために万全を尽くして参ります」と述べるとともに、北朝鮮に対し「冷静に関係各国と連携を取りながらやるべきことをやっていく。特に国連の制裁決議を実行していくことが必要だ」と強調した。

沖縄 白梅之塔の地蔵なくなる

 太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲となった従軍看護婦「白梅学徒隊」の女学生らが祭られている沖縄県糸満市の「白梅之塔」で7日、地蔵2体がなくなっているのを、参拝に来た元同隊の女性(84)が発見した。他にも花瓶やろうそく立てがなくなっており、県警糸満署は窃盗事件として捜査している。 

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