DF麻也 サポにブーイング要請

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 ◆キリンチャレンジ杯2013 日本0―2ブルガリア(30日、愛知・豊田スタジアム) ザック流3―4―3は、またもや消化不良に終わった。アルベルト・ザッケローニ監督(60)が前半から試したオプションは機能せず、後半からは従来の4バックにチェンジ。通算5度目のテストでも向上が見られず、次戦のオーストラリア戦で使うことは難しくなった。ふがいない試合内容に、DF吉田麻也(24)=サウサンプトン=はサポーターに異例のブーイング要請を出した。


 うれしいはずの拍手に、吉田は違和感を覚えた。昨年2月29日のW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦(0●1)に続く豊田スタジアムでの連敗。「ホームでの完封負けは、率直に言ってあり得ない。愛知、東海のファンに申し訳ない」。名古屋は中学から約9年間を過ごした第二の故郷。度重なる黒星を失態ととらえた。

 「アイドル歌手のライブじゃないんだから、さすがにブーイングがあってもいい。ホームで0―2の負けは、普通なら(ブーイングは)起こりうる。それが文化でしょう」

 自虐的なコメントは反省の裏返しだ。開始3分、自身のファウルで与えた直接FKから先制点を献上した。「無駄なファウルが続いている。課題のセットプレーでやられたのもふに落ちない。改善しないといけないのは明確だ」。オーストラリア戦の切り札として試した3―4―3システムも不発。「3バックは攻守にちぐはぐさがあった」と振り返り、反省すべき試合で温かい雰囲気に包まれ、戸惑いを隠せなかった。

 オーストラリア戦まで中4日。修正のための時間は少ないが、切り替えて対応するしかない。プレミアリーグで1年間鍛えた空中戦の強さは、試合の明暗を分ける要素にもなる。「集中してやっていく。一番優先することはW杯出場を決めること」。次戦で決めるには引き分け以上が必要。内容を問われる前哨戦が終わった。大一番は、結果が問われる。


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