警官発砲 遺族の敗訴確定

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 奈良県大和郡山市で2003年、逃走車両に警察官が発砲し死亡した助手席の男性=当時(28)=の母親が、県と警察官4人に約1億1800万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は27日付で母親の上告を退ける決定をした。請求を棄却した一、二審判決が確定した。
 一審奈良地裁は、8発全てが至近距離からの発砲で、殺害の可能性を認識していたとして「未必の殺意」を認めたが、正当防衛で適法と判断。二審大阪高裁は、「発砲は適法で、死亡について故意や過失を検討するまでもない」としていた。
 刑事事件では、4人のうち2人が付審判決定で殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われ、付審判事件としては初の裁判員裁判で奈良地裁がいずれも無罪を言い渡した。二審大阪高裁も一審判決を支持し、検察官役の指定弁護士が上告中。 


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