武雄 全小中学生にタブレット

スポンサーリンク




 佐賀県武雄市は9日、市内の全小中学校の児童生徒計4241人全員に来年度、タブレット端末を配布する方針を発表した。市が進めるICT(情報通信技術)教育の一環。事業費は総額3億~4億円の見込み。実現すれば全国で初めてとなる。

 市は2年前に総務省の事業を活用し、2小学校の4~6年生にタブレット端末を配布。今年度末には全小中学校の8割の教室にタブレット端末と連動する電子黒板を導入する。樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長は4月、タブレット端末の全員配布を市ICT教育推進協議会(座長、松原聡・東洋大教授)に諮問していた。

 協議会は「(民間業者の)標準学力調査で先行配布した2小の成績が県平均や武雄市平均を上回った」「全小中の校長が配布を希望した」などの理由で全員配布を答申した。松原座長は「日本のICT教育はシンガポールやタイに比べ遅れている。武雄の動きが文部科学省を動かすことになれば」と語った。

 樋渡市長は「財源は国の補助金や交付金を活用したい」と述べた。小学生には4月、中学生には9月に配布する方針。【渡部正隆】


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。