平塚市の香料製造工場で火災

スポンサーリンク




 10日昼前、神奈川県平塚市にある香料を製造する工場で火事がありました。現場一帯には、煙とともに独特な強い臭いが広がり、周辺の住民が避難する事態にまでなりました。

 市街地の中にある工場からあがる黒い煙。屋根は燃えてなくなり、火があがっているのが見えます。10日午前11時10分頃、平塚市にある「高砂香料工業」の平塚工場で火事がありました。この工場では、歯磨き粉に入れる「ペパーミント」の香料などを作っていて、警察によりますと、化学物質の調合中になんらかの原因で出火したとみられるということです。

 「火事が起きた工場から1キロほど離れた中学校に避難所がつくられています。しかし、ここにも不快な甘いにおいが漂っています」(記者)

 けが人は今のところありませんが、工場の周辺には煙とともに強い臭いが広がったため、警察などが半径400メートル以内の住民に対し避難するよう呼びかけ、近くの中学校におよそ160人が避難しました。

 「ボーンと来て、1メートルか2メートルくらい火があがって消えて、少したったらまた火がボーンと。それの繰り返し」(近くの住民)

 「臭いがひどかったので、それが心配。(子どもが)バスから降りたら口と鼻をふさいで連れて帰った」(避難した人)

 高砂香料工業は、日本最大の香料メーカーとして知られ、工場には、香料の原料となる可燃性の物質もドラム缶などに入って保管されていました。工場の近くでは爆発したような音も数回、聞こえたということですが、避難の呼びかけは午後5時前に解除されました。(10日17:08)


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。