R-1 ブレーク必至はアンドー?

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 今年も優勝に手が届かなかった芸人がブレークするのか。12日にフジテレビ系で生放送されたピン芸人日本一決定戦「R-1ぐらんぷり2013」は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の三浦マイルド(35)が独白芸で初優勝。一方で、無名・無口のモノマネ芸人が強烈なインパクトを見せつけた。

【フォト】 “第二のスギちゃん”を捜せ! ブレーク必至の芸人を紹介

 2002年にスタートし11回目を迎えた今回は3684人がエントリー。決勝戦は12人がA・B・Cの各ブロックに分かれ、勝ち残った3人で最終決戦を行い優勝者を決める変則トーナメント。今回の目玉は、元AKB48の前田敦子(21)のモノマネで人気急上昇中のキンタロー。(31)と、2年連続で決勝に進出したスギちゃんが、同じブロックで“つぶし合い”することだった。

 スギちゃん、キンタロー。ともに定番ネタで勝負。だが、同じ組の無名モノマネ芸人、アンドーひであきが、ひと言もしゃべらずに、アンドロイド風のモノマネで爆笑問題・太田光や筧利夫、蛭子能収、千原ジュニアなどを披露すると会場の大爆笑を誘い、圧倒的な勢いで決勝に進出する番狂わせとなった。「ダンスとパントマイムの動きを取り入れた形態模写のアンドーの前には、スギちゃんとキンタロー。は噛ませ犬状態だったね」(お笑いDVD制作プロデューサー)

 そのアンドー、決勝では映画がテーマ。「映画泥棒」の模写は笑いをつかんだが、得意のチャプリンのモノマネは若い世代が多い観客席を沸かせるまでに至らず空回り。初戦のフリップ芸を捨て「道路交通警備員ニシオカさんの言葉」の独白芸で笑いを集めた三浦が7人の審査員から満票を集めて優勝した。

 演芸評論家の高山和久氏は「勝敗を分けたのは、とにかく面白い1人芸という審査基準。ただ面白いなら三浦。ワイルドの次はマイルドの時代か」としながらも、アンドーを絶賛する。

 「彼は東京・新宿のモノマネパブが本拠地。キンタロー。も、そこで開催されたイベントで優勝してブレークした。生の舞台、しかも酔客さえも芸に酔わせなければならない修羅場で芸を磨いただけはある。21世紀風の新時代形態模写は、形態だけではなく微妙に表情もそっくり。今後は、青木隆治、いっこく堂のように、一芸を極めたピン芸人として活躍していくだろう」

 三浦は賞金500万円と優勝特別番組への出演を手にしたが、一気に知名度を増したアンドー。昨年、スギちゃんがたどった道を今年はアンドーが歩みそうだ。


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